初夏と香り

f:id:kisunki:20200703073211j:plain

 

JR徳島駅の東側にある線路沿いの道を久しぶりに歩いた。近くに専門学校があるので、駅に向かっている数人の学生たちとすれ違ったが、風向きがこちらに向いているためか離れているにもかかわらずそれぞれの化粧の香りが微かに違うのに気づいた。歩道と反対側は今の季節、強い太陽によって夏草の枯れかかったにおいがするはずだが、やはり若い女性の微かな化粧品の香りの方がいいようだ。そう思っていたところ前から中年のおばさまが近づいてきた。どうしよう、匂いに敏感な私にとってはぷんぷんする強い香水の香りは苦手。夏草側に移ろうか、そう思いつつすれ違ってしまったが、何も匂わなかった。

思い出と共にいまの政権を考える

f:id:kisunki:20200524200603j:plain

 

f:id:kisunki:20200524200626j:plain

 

民主党が政権をとる前の話。高校の同級生Sの選挙活動は主に政党を離れた支持者がかなりいた。コピーを考えたりTシャツのデザインを考えたりするのが、素人ながら私の役目でもあった。

当時を思い浮かべながらスクラップブックを整理をしていたが、現政権にも通用するコピーのような気がしてきた。

 

 

整理中の古い本から見つけた

f:id:kisunki:20200506145738j:plain

 

珍しい本が出てきた。昭和36年発行と書かれているから高校時代に買ったものだろう。調べてみると、石原裕次郎主演で映画にもなった原作本(石坂洋次郎著)だ。芦川いずみ、笹森礼子吉永小百合小沢昭一吉行和子...がキャストになっていた。その時代の青春本らしい。そのころ私もミーハーだったのかな。

 

昭和はやはり良き時代であった。

f:id:kisunki:20200429203129j:plain

 

徳島駅の北側を歩く。

そう言えばここには、JRになる前の国鉄時代に転車台があった。

機関車がたくさん見れた。小学生の頃、何度かやってきた思い出がある場所だ。

 

 

 

いまオリンピックを考えたい

f:id:kisunki:20200408204107j:plain

 

コロナウイルスのせいで日本国内では二度目のオリンピックが延期になったが、過去に、私には忘れられないマラソン選手がいる。1964年の東京オリンピックのメダリスト円谷幸吉さんは次のメキシコオリンピック出場を前に27歳で自ら命を絶った。その姿は生真面目そうで使命感が強そうで、自衛隊員として国民の期待どおりの活躍であったが、二度の期待の重圧に耐えきれず走り書きの遺書を残した。時代が経過したいま、オリンピックが近づくにつれ、マスコミによって特にトップアスリートを中心に多くの情報が流されているが、昔以上にメダル至上主義がエスカレートしているようである。(遺書は筑摩書房『現代の文章』より)

ラテンを聴いた時代

f:id:kisunki:20200317164416j:plain

 

 

 

f:id:kisunki:20200317164343j:plain


たぶん60年代のレコードだろう。ペペハラミジョ•ピアノラテンリズムと書かれているレコード。国際情報社発行とあったので、レコード店で買ったものではないようだが、中のレコードを取り出してみるとビックリ、真っ赤なレコード盤であった。懐かしい時代がよみがえる。検索してみるとヤフオク中古1,700円とあった。

 

八幡神社の随臣門

f:id:kisunki:20200224190424j:plain

 

眉山のふもとにある母方先祖の墓地へ行く途中、すぐ近くの八幡神社に立寄った。

 

f:id:kisunki:20200224190446j:plain

 

随臣門という門は江戸時代の建立らしい。

 

f:id:kisunki:20200224190522j:plain

 

徳島市文化財に指定されていることは知らなかった

 

f:id:kisunki:20200224190548j:plain

 

周辺は静かな住宅地であるが、昔の家は消え今風の建物が並んでいるため、

風情も同時に消えてしまったようだ。

 

f:id:kisunki:20200224191710j:plain

 

墓地の隣にようやく見つけた古いアパート。

でも、住人がいるのかどうかわからない。

昭和が懐かしい。