寝ない孫に読み聞かせ
1974年発行の本ですが、置いておけば役に立つものです。
孫がなかなか寝ないので、こわい話をすると蒲団の中にもぐり込んで話を聞きます。しばらくすれば寝るようです。小さな子供に「おばけと幽霊どちらが恐い」とたずねると、たいてい「お化け」と言います。大人は幽霊の方が恐いと思いませんか?成長と共にお化けから幽霊に変わるような気がします。でも、本当は生きた人間が一番怖いかもしれませんね。
新聞の切り抜き
書道を趣味としていた父親が新聞を切り抜き、アルバムに貼付けたものです。私もずっと学生時代から同じようなことをしていましたが、時が経過するとその時代の生活がわかり、懐かしさとともに若返ったりする。
現在ならデジカメで写しパソコンに移して編集できるが、昭和の時代の手作り感は味わえない。このアルバムはいずれ捨てられる運命にあると思うと少し寂しくなる。
新年にこそ読みたい詩
冷蔵庫を開けての「つまみ食い」。本棚から選んで衝動的に読む「つまみ読み」。朝4時5分から始まるNHKラジオ深夜便の「明日へのことば」を聴く「つまみ聴き」。私が高校生の時からずっとしてきた勉強法はみんなそうであった。
今朝は詩人の中原中也のNHKテキスト。その中のつまみ読みをしていると中也の日記帳に書かれていた「不幸が人を磨く。本當だよ。」は納得した。
もうひとつ、中也はNHK職員採用面接で「外を眺めていられる受付の仕事をやらせてもらいたい」と答えて不採用になったというエピソードは、やるじゃないか。
医者の子に生まれた中也は神童と呼ばれた小学生から中学生になり文学を知り一変していく....。
好きな詩人のひとりです。
文化が衰退する?
鳴門市には増田友也氏(京都大学名誉教授.故人)が設計した建築物がたくさんあるが、その一つ鳴門市文化会館の耐震化工事が予定されているらしい。そのため一時的に徳島県内では大ホールが使えなくなるとの記事が今朝の徳島新聞に出ていた。
この記事で疑問に思ったのはやはり「文化衰退懸念する声」という小見出しである。ホールを使用したい関係者にとっては確かに利用できないことは残念であると思う。しかし、一部関係者の声を「文化衰退につながりかねない」との意味で小見出しに使ったのには疑問だ。
イベントばかりが文化ではなく目に見えないものだって文化的なものが他県にはたくさん存在する。もともと阿波踊り命の徳島県にとって文化といえる文化はあるのだろうか。
町を楽しくする
わがまち、徳島市はこのところ揺れている。駅前にある百貨店の来夏撤退、新しいホール計画の混乱。問題が出てくるたびに根本的なまちづくりの基本的考え方が甘いのではないだろうか。
10月、11月に神戸三宮を歩いたが、徳島市と違うところは商業施設が集中している場所以外も人々がまちを歩く環境が整っているということかもしれない。人々が楽しく歩くための条件はいろいろ考えられるが、やはり多様性に富んだ場所でなければいけないと思っている。
大山崎山荘美術館の敷地内にある庭園には色々な木々や草花が植えられていて、楽しい気持ちで眺めることができました。庭園もそれほど大きな規模ではありません。ふと、まちと関係しているように感じました。
車社会はマナーを悪くする
前回の東京オリンピック当時(1964年)の国民の乗用車の保有台数と比べれば、現在は約27倍になっているようだ。
車が多くなればなるほど走りにくくなるのは当然のことですが、混雑解消のため直進、左折、右折などの専用レーンを設けて走りやすくしているのはいいことだが、それによって運転マナーが悪くなっていることに気づかないでいる。ここ10年くらい方向指示器を出すのが平均して遅い。専用レーンならまだしも、レーンがない場所で右折の際、方向指示器を出さずに交差点に入るため対向車が戸惑ってしまうことがある。
もうひとつの問題は、前が詰まっていても青信号なら交差点に入り交差している車の進行を止めてしまう車が非常に多い。これらの問題は全国的なことだろうか。運転マナーが悪いと言われる徳島県のみの現象と思うのだが。