国道32号線を走るはめに
高速道路がなかった時代は、徳島から高知に行く場合には
大歩危峡沿いの国道32号線を通るしかなかった。
その頃は、車の性能も劣っていたため峠越えの登り坂などでは
エンジンのオーバーヒートが不安でもあった。
夏場は冷房の設備などない車がほとんどであり、どの車も窓を全開にして走ることが
当たり前であったことは、思い出すと本当に懐かしい。
景色もゆっくり堪能しながら走れるし、休憩も自由にできた。
ところが、今年の5月、安芸市からの帰り道、高速入口への案内を見過ごし
その32号線の国道を走るはめになった。
今はどの車もオーバーヒートの心配もなくスムーズに走っているので、
思ったより早く帰ることが出来た。
でも、高知自動車道のほとんどがトンネルであったとは知らなかった。